日記

増える窒息死

豊島区大塚のインプラント・矯正・審美歯科・歯周病専門医の仙田歯科医院、仙田です。
今日は院内ミーティングの日でした。衛生士さんの発表は「歯科医院で取り組む窒息予防」!
窒息死は交通事故よりも多く、特に乳幼児や高齢者で多発しております。その大半は食べ方や食品による事故で、歯科の働きかけにより未然に防ぐ事が求められています。
不慮の事故による死亡原因のうち、2011年度の窒息事故は9,727件であり、この10年で最悪を記録しました。窒息事故死の原因の半数(4,869件)が、食品を誤って飲み込む「誤嚥窒息」によるもので、同様に過去最悪となっています。2006年には、窒息事故は交通事故の死亡者数を上回り、交通事故が減少の一途をたどったのに対し窒息事故はそれ以降も増加しています。(歯科衛生士 Vol.37 May 2013より抜粋)
高齢者ではご飯、野菜・果物、パン、菓子、総菜、寿司などの日常的な食べ物、粥や流動食などが、乳幼児では菓子類などで引き起こされます。
少し前にコンニャクゼリーでの事故が多発し問題になりましたね。実は私の祖父も私が中学生の時に餅を喉に詰まらせて他界してしまうという悲しい記憶が有ります。
「危険な食べ方をやめる」「危険な食品を選択しない」ことが大事です。
もしも食べ物をつまらせてしまったら、
救急車を呼ぶよりも、異物除去を優先させて下さい!早期に異物の除去を!
大人や子供はハイムリッヒ法、乳児はうつぶせの除去法を試みます。
反応がなくなった場合はすぐにやめ、救急車を呼び人工呼吸と心臓マッサージを開始します。
複数人いる場合は、1人は異物除去、1人は119番へ通報しましょう。

豊島区大塚の歯科 インプラントなら仙田歯科医院

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